東京のバーチャルオフィス・「DMMバーチャルオフィス」の調査・比較・評価~

実際にバーチャルオフィスを利用しているユーザーが東京のバーチャルオフィスをリサーチし、サービス内容をまとめました。3人の共同管理人で設定した独自の5項目によって採点して評価をしています。それ以外の特長やウェブ上での評価なども可能な限りまとめましたのでぜひご覧ください。

今回は東京の中央区などに店舗がある「DMMバーチャルオフィス」を紹介します。

目次

DMMバーチャルオフィスとは?

DMMバーチャルオフィスは、東京都中央区(銀座店)、渋谷区(渋谷店)、大阪府大阪市(大阪梅田店)、福岡県福岡市(福岡天神店)の4店舗を展開しています。

「DMM.com」のCMで馴染み深い、ウェブコンテンツの提供会社が、2021年6月に銀座店と渋谷店でサービスを開始しました。

DMMバーチャルオフィスのプランとミニマムサービスチェック表

DMMバーチャルオフィスには3つのプランがあります。

ネットショップ支援プランライトプランビジネスプラン
初期費用入会金5,500円、保証金5,000円入会金5,500円、保証金5,000円入会金5,500円、保証金5,000円
月額料金990円※11,650円※12,530円※1
①登記利用の有無×
②サインが必要な郵便物の受取有無×(ネットショップの返品・宛先不明のものだけ受取)×(荷物受取なし、届いた場合は破棄)〇(手数料:1通330円)
③郵便物の定期転送の有無◎(週1回、転送料別途)×(転送なし)◎(週1回、転送料別途)
④郵便物の店舗受取の有無×(提供店舗全てで受取不可)△(銀座店のみ受取可)△(銀座店のみ受取可)
⑤①~④が基本サービスに含まれるか?××

※:チェック表の評価基準はこちらのページでご確認ください。

※1:年間契約(一括払い)で利用した場合の初年度1ヵ月あたりの価格です。

DMMバーチャルオフィスの各種サービス

DMMバーチャルオフィスの各種サービスをまとめました。

DMMバーチャルオフィスの郵便受取・転送サービス

DMMバーチャルオフィスの郵便受取・転送サービスをまとめました。

・「ビジネスプラン」は郵便物の受取可能、「ネットショップ支援プラン」はネットショップの返品・宛先不明のものだけ受取可能、「ライトプラン」は郵便物受取不可

・「ビジネスプラン」、「ネットショップ支援プラン」で週1回(月4回)の郵便転送が可能(転送費用は別途発生)

・「ビジネスプラン」、「ネットショップ支援プラン」(返品・宛先不明郵便で発送元に戻ってきた郵便物のみ)は郵便物の到着状況の当日通知可能、(会員サイトにて通知)

・「ビジネスプラン」、「ネットショップ支援プラン」で郵便物即時・日時指定転送/配送先変更依頼サービスが利用可能(オプション)

・銀座店のみ来店受取可能(申請の翌営業日から10営業日後までの期間で受取可能)

・個人、法人どちらにおいても宛名変更が可能(月額1,650円/1件あたり)

出典:https://virtualoffice.dmm.com/

DMMバーチャルオフィスの電話転送・秘書代行サービス

DMMバーチャルオフィスの電話転送・秘書代行サービスをまとめました。

・全てのサービスプランで別途月額料金を払うことで電話転送等のサービスが利用可能(受信専用)

    ※「ネットショップ支援プラン」(月額3,190円~/プラン料金含む)、「ビジネスプラン」(月額4,730円~/プラン料金含む)、「ライトプラン」(月額3,850円/プラン料金含む)で、03,06,029,050いずれかの番号の発番と電話転送サービスが利用可能

・すべてのプランで転送を希望しない曜日や時間帯は、時間外アナウンスサービスも利用可能

・業界初「AI自動対応サービス」では月額1,650円でオプションとして、24時間365日対応可能なAI電話秘書代行付きの電話転送サービスが利用可能

    ※「住所貸しプラン」にオプションとして追加する場合、050番号の電話番番号を提供、「固定電話セットプラン」にオプションとして追加する場合、AI秘書自動応答サービスがご利用できる固定電話番号を提供

出典:https://virtualoffice.dmm.com/

DMMバーチャルオフィスの貸会議室サービス

DMMバーチャルオフィスでは貸会議室サービスの提供はありませんでした。

DMMバーチャルオフィスのその他のサービス

DMMバーチャルオフィスのその他のサービスの提供はありませんでした。

DMMバーチャルオフィスの特長と評判

DMMバーチャルオフィスの特長と評判をまとめました。

DMMバーチャルオフィスの特長は「住所を公にしていないからバーチャルオフィスとしてバレづらい」

DMMバーチャルオフィスの特長は「住所を公にしていないからバーチャルオフィスとしてバレづらい」ことです。

この言葉はDMMバーチャルオフィスのウェブ広告等で確認できる表現で、現在もトップページでは住所を公にしていないことをウリにしています。そのため、バーチャルオフィスを利用していることを知られたくないという人にとっては1つのメリットになるでしょう。

ただし、今日のネット社会においてこうしたことが公になるのは時間の問題です。また、そもそも住所をバレたくないと考える人の中にはやましいビジネスに取り組んでいる人がいることも想像できるので、実際に公になってしまった際にそういったビジネスに取り組む人と同じ住所を利用しているということでマイナスの影響を受けることもあるでしょう。

キヌタ

「個人的にはバーチャルオフィスが住所を公にしないということはあまり好ましくないと思います。むしろこれからはバーチャルオフィスを利用することがそれなりにスタンダードになってくる気もするので、堂々と住所を公開しているバーチャルオフィスのほうが個人的には好感が持てます。

DMMバーチャルオフィスの評判は?

DMMバーチャルオフィスの評判ですが、Googleの口コミ評価だと店舗ごとに下記の評価でした。(2022年8月2日現在)

銀座店:4.9(7件)

迅速かつ対応で助かったなどの評価がありましたが、Googleの口コミに関しては利用者であっても、利用者でなくても書き込みできてしまうので、写真等が掲載されていないものや、当たり障りのないコメントはあくまでも参考程度にすると良いでしょう。

DMMバーチャルオフィスのまとめ

DMMバーチャルオフィスは中央区などに店舗がある中価格帯のバーチャルオフィスです。月額990円のプランもありますが、住所の登記利用や郵便物の受取はできません。月額2,530円のプランを契約すると、法人登記での住所利用が可能で、サインが必要な郵便物受取、週1回の定期転送、一部店舗では郵便物の店舗受取などが基本サービスに含まれます。

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