バーチャルオフィスについて

東京のバーチャルオフィス徹底比較-貸し会議室サービス編-

2020年5月8日

バーチャルオフィスと貸会議室サービス

バーチャルオフィスと契約する際にどのようなことを重視するのか。最近はバーチャルオフィスとともにどのようなワードが一緒に検索されているかを調べ、そこから記事を書くようにしています。最近気になった検索ワードは「バーチャルオフィス 貸会議室」、「バーチャルオフィス 貸し会議室」、「バーチャルオフィス 会議室」、「バーチャルオフィス 会議スペース」といった貸し会議室に関するものです。バーチャルオフィスの基本サービスはこちらの記事で解説したように「住所を貸す」ということですが、郵便物・宅配物の転送、電話転送、貸し会議室などのサービスを同時に提供している場合が多いです。そこで、今回の記事ではバーチャルオフィスの貸し会議室サービスについて、情報を提供していきたいと思います。

貸し会議室サービスで確認すべき3つのこと

バーチャルオフィスを利用する際は、利用料金の安さで選ばないことが大切です。安いということは住所貸し以外のサービスが充実していない可能性があります。例えば、ホームページには「貸し会議室利用可」という記載があったとしても、詳しく調べるとバーチャルオフィスのプランでは利用できなかったり、また会議室が少なく要望に合ったスペースを利用できなかったりというケースがあります。利用料金については、基本料金で受けることが出来るサービスがどの程度のものなのかを比較検討したほうが良いでしょう。さて、貸し会議室サービスに絞って、契約前に確認すべきことを整理してみました。ポイントを3つ挙げますので、参考にしてください。

ポイント1.貸し会議室の住所はどこか?

まずは、貸し会議室の住所がどこにあるのかを確認することです。これは個人的な見解ですが、バーチャルオフィスで利用できる住所と貸し会議室の住所が同じことがビジネスを行う上では理想的だと思います。バーチャルオフィスの認知度は向上していますが、未だにバーチャルオフィスに対してマイナスな印象を持っている人は少なくはありません。利用している住所と打ち合わせに招かれた会議室が異なる住所であれば、「ちゃんとしたオフィスを借りるだけの体力がないのかな?」など、よりマイナスな印象を与えかねません。たとえバーチャルオフィスを利用していたとしても、その住所と同じ所在地にしっかりとした打ち合わせスペースがあれば、このようなマイナスな印象を与えずに済むと思います。ビジネスで印象は大事ですので、貸し会議室が併設されているバーチャルオフィスとの契約を検討してみましょう。

ポイント2.貸し会議室に清潔感はあるか?

次は、貸し会議室の清潔感を確認することです。打ち合わせなどに招かれるのであれば、汚いオフィスよりも綺麗なオフィスのほうが印象が良いに決まっています。そのため、利用できる貸し会議室が清掃状況を確認すると良いでしょう。ホームページなどに掲載されている写真の状態が保たれているとは限りません。バーチャルオフィスの契約であっても、内覧などで貸し会議室の状況は確認しておくと良いでしょう。清潔感のあるオフィスの貸し会議室を利用すれば、それだけで好印象を与えることが出来るはずです。

ポイント3.バーチャルオフィスプランでの利用料金はいくらか?

また、貸し会議室をいくらで利用できるかも事前に確認することが大切です。「格安会議室が利用可」というような文言があったとしても、バーチャルオフィスのプランではその価格で利用できなかったり、そもそも貸し会議室の予約が当日でないとできないというようなケースもないとは言えません。「バーチャルオフィスのプランで貸し会議室はいくらで利用できるのか?」ということを契約前に必ず確認しておきましょう。また、利用できる貸し会議室の種類が豊富かどうかも確認すると良いでしょう。「半個室で行えるようなちょっとした打ち合わせをしたいのに20人収容の大会議室しかない」、「マンツーマンの打ち合わせだがなるべくオープンスペースは避けたい」など、打ち合わせスペースに求めるものは利用者によって様々だと思います。可能な限り様々なタイプの会議室があることに越したことはないですが、少なくとも自分が「どのような場合に貸し会議室を利用したいのか?」ということを明らかにしておくことは大切でしょう。「バーチャルオフィスのプランで貸し会議室はいくらで利用できるのか?」、「どのような場合に貸し会議室を利用したいのか?」という点を明らかにしてから契約すると良いかと思います。

まとめ 貸し会議室サービスで確認すること

バーチャルオフィスを選ぶ際、貸し会議室サービスを重視する人のために確認事項を表にまとめました。ぜひ、バーチャルオフィス選びにご活用ください。

確認事項左に○が多いほどおすすめ
貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?○(同じ)×
貸し会議室の清潔感はあるか?事前に内覧は出来るか?○(内覧可)×
オフィスは有人か?○(スタッフ有)×
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?料金は?
予約の制限は?×(なし)
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?○(あり)×
2~4名用の個室は?○(あり)×
5~8名用の個室は?○(あり)×
セミナー会場は?○(あり)×

 

東京都内のバーチャルオフィス徹底比較-貸し会議室サービス編-

さて、バーチャルオフィスを選ぶ際、貸し会議室サービスについて確認すべきことをまとめてきましたが、今度は東京都内にある7つのバーチャルオフィスの郵便物転送サービスを紹介し、比較してみようと思います。なお、大変申し訳ございませんが、表記については「オフィス1」というような表記にさせていただきます。

オフィス1

1つ目のオフィスは、千代田区にあるバーチャルオフィスの「オフィス1」です。こちらは「九段下」駅が最寄り駅のようで、シェアオフィスとレンタルオフィスも同時に運営しています。千代田区のビルに登記できること、都心の駅から近いという立地はとても魅力的であり、休館日が祝祭日のみで土日も営業している点は利用者にとっては大きなメリットでしょう。バーチャルオフィスの基本料金は月額4,500円であり、法人登記ができる住所貸しと郵便物転送の基本サービスも含まれています。貸し会議室については用途に合わせて豊富なラインナップとなっていました。以下、まとめてみたのでご確認ください。

貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?同じ
事前に内覧は出来るか?内覧必須
オフィスは有人か?スタッフ常駐
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?1時間1,000円~
予約の制限は?なし
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?あり(無料のシートも有)
2~4名用の個室は?あり(1,800円/時)
5~8名用の個室は?あり(4,000円/時)
セミナー会場は?あり(7,500円/時)

特長としては、バーチャルオフィスプランでも1日2時間までフリーシートといわれる4名掛けのオープンスペースが利用できること、定員2名の半個室、個室、定員5~8名の個室、定員24~48名のセミナー会場、動画撮影用のスタジオなど、幅広いタイプの貸し会議室が利用できることが挙げられます。また、月に3回までワークスペースもドロップイン利用できます。バーチャルオフィスプランとシェアオフィスプランを比較した場合、貸し会議室利用については料金面以外に差はないということも特長かと思います。

オフィス2

2つ目のオフィスは、東京都内で10店舗以上のバーチャルオフィスを運営する「オフィス2」です。こちらはレンタル会議室も運営しているようです。本店は港区のビルにあります。なお、「オフィス2」そのものに問題があるわけではないとは思うのですが、本店のビル名をと検索すると「詐欺業者が入居」というような記事も多くヒットします。もしかすると入会審査が甘いのかもしれません。バーチャルオフィスの基本料金は月額4,800円であり、法人登記ができる住所貸しと郵便物転送の基本サービスも含まれています(重さや通数の制限はある)。貸し会議室については、6名利用の会議室が8部屋用意されているようです。以下、まとめてみたのでご確認ください。

貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?同じ
事前に内覧は出来るか?内覧可
オフィスは有人か?無人
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?1時間1,000円~
予約の制限は?なし
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?なし
2~4名用の個室は?なし
5~8名用の個室は?あり(1,000円/時)
セミナー会場は?なし

特長としては、6名利用の会議室が8部屋用意されていること、会議室の前売りチケットなどが用意されており頻繁に利用する会員には実質1時間1,000円以下で会議室利用を提供していることが挙げられます。ただし、2名利用の個室やセミナー会場などは用意されていないため、利用者ごとの様々なニーズには対応し切れてはいないかと思います。

オフィス3

3つ目のオフィスは、中央区にあるバーチャルオフィスの「オフィス3」です。こちらは銀座にあるビルの中にあり、シェアオフィスやレンタルオフィスも運営しております。このオフィスでバーチャルオフィスに該当するプランは月額5,500円のスタートアッププランになりますが、法人登記での住所利用や郵便物転送サービスはオプションでの利用となります。「オフィス1」と「オフィス2」と同様のサービスを受けるとなると、月額9,900円(基本料金5,500円+法人登記での住所利用3,300円+郵便物転送1,100円)程度かかることになりますので、少し割高な印象です。また、貸し会議室の利用については、このスタートアッププランではビジター料金でのご案内のようです。以下、まとめてみたのでご確認ください。

貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?同じ
事前に内覧は出来るか?内覧可
オフィスは有人か?有人
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?1時間2,500円~
予約の制限は?なし
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?なし
2~4名用の個室は?あり(1,000円/時)
5~8名用の個室は?あり(4,000円/時、90分~)
セミナー会場は?あり(7,500円/時、120分~)

特長としては、4名利用の会議室と6名利用の会議室が複数用意されていること、12名利用のセミナー会場があることが挙げられます。また、清掃を徹底してことも利点かと思いますが、そのために利用時間の10分前には退出しなければならないことは少し損した気分になるでしょう。上位プランの会員が時間無料で使用できることやビジター利用も可能であることを踏まえると、予約がしっかりと確保できるのかという点が少し疑問に感じました。

オフィス4

4つ目のオフィスは、4つの自社所有物件を中心にバーチャルオフィスを運営する「オフィス4」です。推奨拠点になっているオフィスは自社所有のビルです。なお、「オフィス4」そのものに問題があるわけではないとは思うのですが、以前特殊詐欺グループの拠点になっていたオフィスもあるというような記事もいくつかヒットします。もしかすると入会審査が甘いのかもしれません。バーチャルオフィスの基本料金は月額4,743円であり、郵便物転送の基本サービスも含まれています。また、貸し会議室の利用については、1時間1,000円から利用できる部屋があるようです。以下、まとめてみたのでご確認ください。

貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?同じ
事前に内覧は出来るか?内覧可(案内なし)
オフィスは有人か?無人
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?1時間1,000円~
予約の制限は?なし
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?なし
2~4名用の個室は?なし
5~8名用の個室は?あり(1,000円/時)
セミナー会場は?なし

特長としては、6名利用の会議室が3部屋用意されていること、1つのフロアに関しては1日5,000円で利用できるプランがあることが挙げられます。ただし、会議室自体は3部屋しかないことから、予約がしっかりできるのかという点は疑問に感じました。

オフィス5

5つ目のオフィスは、渋谷などでバーチャルオフィスとレンタルオフィスを運営する「オフィス5」です。月額9,500円ですが、郵便を受け取るためには個人契約であれば1,500円、法人契約であれば1,800円が契約時に掛かります。基本料金の範囲内では郵便物を窓口で受け取ることしかできないため、郵便物の転送を希望するためには別途オプション料金が発生します。また、貸し会議室の利用については、商談用のオープンスペースと個室の会議室が1部屋ずつ用意されていますが、より上位のプランでは月額35,000円で会議室が使い放題ということでしたので、通常のバーチャルオフィスのプランでの予約は困難になるかと思います。以下、まとめてみたのでご確認ください。

貸し会議室の住所はバーチャルオフィスの住所と同じか?同じ
事前に内覧は出来るか?内覧可(案内なし)
オフィスは有人か?有人
バーチャルオフィスでの利用料金はいくらか?1時間2,000円~
予約の制限は?なし
貸し会議室の種類は豊富か?オープンスペースは?あり(2,000円/時)
2~4名用の個室は?あり(3,000円/時)
5~8名用の個室は?なし
セミナー会場は?なし

特長としては、商談スペースと会議室ともに高級感あふれる装いになっていることが挙げられます。ただし、より上位のプランでは月額35,000円でこの2部屋が使い放題ということから、バーチャルプランの会員で契約しても予約がしっかりできるのかという点は疑問に感じました。

オフィス6

6つ目のオフィスは、品川区などでバーチャルオフィスを運営する「オフィス6」です。こちらのホームページを調べましたが、オフィスの住所記載がなく、会員用住所レンタル契約締結後ではないと住所を教えてもらえないことが判明しました。また、既に新規契約が出来ない店舗もあるようです。住所利用と郵便物転送のみだと月額480円という破格のプランがありましたが、「問い合わせのメールへの返信がない」、「コールセンターが閉鎖になってコンタクトを取ることが出来ない」など、かなりマイナスな書き込みも多かったです。料金が安いということはそれ内のリスクがあるようです。また、貸し会議室についてはこちらは用意がないということでした。

オフィス7

7つ目のオフィスは、豊島区で2店舗のバーチャルオフィスを運営する「オフィス7」です。2店舗とも住所貸しと週1回の郵便転送が含まれるバーチャルオフィス格安コースというプランがあります。基本料金は月額1,955円とありますが、あくまでも1年分を一括払いする場合のようです。月払いだと月額2,910円のプランになっています。なお、郵便転送の実費は別途発生するようです。また、貸し会議室についてはこちらは用意がないということでした。

まとめ 東京のバーチャルオフィス-貸し会議室サービスの比較結果-

ここまで東京にある7つのバーチャルオフィスを個別に紹介してきました。貸し会議室サービスについては用意のないバーチャルオフィスも多いことが判明し、いわゆる「格安」をウリにしているバーチャルオフィスでそれが顕著でした。貸し会議室サービスの充実度という観点から独自に評価表を作りました。評価項目は以下の4点です。あくまで独自の評価基準ですが、バーチャルオフィス選びの参考にしてください。

評価項目(①~④を○・△・×の3段階で評価します)

①基本料金の安さ:住所貸し(法人登記可能)、郵便物の受取と転送の基本サービスを含んだ価格

②オフィスの信頼度:オフィスや運営元を検索した結果、マイナスな情報がヒットするかなど

③貸し会議室サービスの充実度:予約などはしっかりと出来そうか、部屋のバラエティは豊富かなど

④料金の明確さ:貸し会議室利用での総額料金がわかりやすいかなど

特徴
オフィス1オフィスの信頼度と料金の明確さが評価できる。
会議室の種類の多さ、清潔さが高評価。
オフィス2×オフィス(住所)の信頼度の低さに大きな課題有。
会議室の種類に課題有。無人なので清潔さは疑問。
オフィス3基本料金が高いがオフィスの信頼度はある。
会議室の種類は豊富だが最低利用時間が長い部屋もある。
オフィス4×オフィス(住所)の信頼度の低さに大きな課題有。
会議室の数に課題有。無人なので清潔さは疑問。
オフィス5基本料金が高いがオフィスの信頼度はある。
高級感は魅力的だが会議室が圧倒的に少ない。
オフィス6××基本料金の安さは群を抜くがサポートに課題有。
貸し会議室サービスは存在せず。
オフィス7××基本料金やオフィスの信頼度は問題なさそう。
貸し会議室サービスは存在せず。

まとめ-貸し会議室サービスには大きな差がある-

ここまで貸し会議室サービスを比較する際のポイントを整理し、東京にあるバーチャルオフィスの比較を行いましたが、バーチャルオフィスとひと口に言っても、貸し会議室サービスには大きな差があることがわかったかと思います。住所がバーチャルオフィスと同じ住所か、事前に内覧は出来るか、オフィスは有人か、バーチャルオフィスプランでの利用料金はいくらか、予約制限はないか、会議室の種類は豊富かなど様々な観点で比較し、決して基本料金の安さだけで選ばないようにしましょう。バーチャルオフィス選びは妥協せず、慎重に行うようにしてみてください。

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バーチャルオフィス大辞典編集部

バーチャルオフィスについての様々な情報を編集しています。バーチャルオフィスの利用を検討されている方に必要な情報を収集し記事にまとめています。

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