目次
1. はじめに
バーチャルオフィスは、物理的なオフィススペースを持たずに、ビジネス用の住所だけを借りられるサービスとして、多くの個人事業主やスタートアップ企業に利用されています。特に「住所のみ」のプランは、法人登記や名刺・Webサイトでのビジネス用住所が必要な人にとって、コストを大幅に削減できる魅力的な選択肢です。
本記事では、「住所だけ欲しい」という方に向けて、格安バーチャルオフィスのメリットや選び方、注意すべきポイントを解説します。副業やスモールビジネスを始めたい方、自宅住所を公開したくないフリーランスの方にとっても、有益な情報をお届けします。
2. 「住所のみ」プランのメリット
「住所のみ」のバーチャルオフィスプランは、次のような人に最適です。
- 法人登記をしたいけれど、実際のオフィスを借りるほどの予算がない人
- 自宅住所を公開したくない個人事業主やフリーランス
- 名刺やホームページに記載する「それらしい住所」が必要な人
このようなニーズに対して、月額500円〜1,500円程度でビジネス住所を提供するバーチャルオフィスサービスが増えています。オフィススペースや会議室、電話対応などが含まれないぶん、コストが抑えられているのが特徴です。
また、都心部や一等地の住所を使えることで、ビジネスの信頼性や見栄えも向上するのも大きなメリットです。
3. 格安バーチャルオフィスを選ぶときの注意点
登記可能かどうか
中には「住所利用はOKだが法人登記は不可」というサービスもあります。会社設立や開業届の提出に住所を使いたい場合は、「登記可能」と明記されているかを必ず確認しましょう。
初期費用・更新料の有無
月額料金が安くても、初期費用や年会費が高額なケースがあります。たとえば「月額500円でも初期費用が5,000円」という場合、1年間でのトータルコストは見かけ以上にかかることがあります。
郵便物の取り扱い
「住所のみ」のプランでは、郵便物の受け取りや転送がオプション扱いになっていることも多いです。郵便物が届く可能性がある場合は、どう取り扱われるのかも確認が必要です。
住所の信頼性
レンタルオフィスの場所がどこか、どのようなビルかも重要です。あまりに「バーチャルオフィス専用の住所」として使われすぎていると、信頼性が下がることもあります。
4. 実際の格安バーチャルオフィスサービス比較(例)
以下に、法人登記が可能で、週1回の郵便物転送が含まれている格安バーチャルオフィスを3社ご紹介します。
1. バーチャルオフィス1
- 月額料金:880円(税込)
- 初期費用:5,500円(税込)
- 法人登記:可能
- 郵便物転送:週1回
- 所在地:渋谷、広島
- 備考:シンプルな料金設定で、個人・法人問わず利用しやすいサービスです。
2. GMOオフィスサポート
プラン名:週1転送プラン
月額料金:2,750円(税込)
初期費用:0円
法人登記:可能
郵便物転送:週1回
所在地:東京(渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、秋葉原、三軒茶屋、池袋、目黒)、横浜、名古屋、大阪(梅田、心斎橋)、京都、神戸、福岡(博多、天神)
備考:郵便物の到着時および転送時にLINEで通知。郵便物の写真(表・裏)をマイページで確認可能。
3. DMMバーチャルオフィス
プラン名:ベーシックプラン
月額料金:2,530円(税込)~
年間契約:月額2,530円(税込)~(一括前払い30,360円~)
半年契約:月額3,850円(税込)~(一括前払い23,100円~)
単月契約:月額5,500円(税込)~
初期費用:入会金5,500円(税込)
法人登記:可能
郵便物転送:週1回(水曜日)
所在地:札幌、渋谷、青山、銀座、横浜、名古屋、京都、大阪梅田、福岡天神、沖縄
備考:郵便物の到着を会員サイト上で当日中に写真付きで通知。転送間隔を無料で自由に設定可能な「転送カスタマイズ」サービスあり。
5. 「格安すぎる」サービスに潜むリスク
- 住所が使い古されている、もしくはブラックリスト入りの可能性
- 同一住所で何百社も登記されている
- トラブル時のサポートが不十分
ビジネスの信用に関わるため、料金だけで判断せず、実際の運営会社の信頼性や実績も確認しておきましょう。
6. こんな人におすすめ!格安バーチャルオフィス活用事例
- 副業でネットショップやサービス業を始めたい個人
- フリーランスで自宅住所を公開したくない方
- 資本金を抑えて法人設立を考えている起業家
- 開業前の士業やコンサルタント
「最小限のコストで最大限の信頼性を得る」ための手段として、非常に有効です。
7. まとめ
「住所だけ使えればいい」「とにかくコストを抑えて起業したい」という方にとって、格安のバーチャルオフィスは非常に有力な選択肢です。ただし、登記可否や郵便物対応の有無など、サービス内容をしっかり確認しないと、後々困ることも。
価格の安さだけでなく、ビジネスの信頼性も含めて、自分に合ったサービスを見極めて選ぶことが大切です。
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