【個室派に最適】レンタルオフィスの月額料金は?タイプ別の費用比較と選び方ガイド

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【個室派に最適】レンタルオフィスの月額料金は?タイプ別の費用比較と選び方ガイド

「自宅では集中できない」「カフェやコワーキングだとオンライン商談がやりづらい」――そんな人に人気なのが、個室タイプのレンタルオフィスです。
とはいえ、実際の月額料金や、ほかの選択肢(バーチャルオフィスなど)と比べたときのコスパは気になるところですよね。
ここでは、個室レンタルオフィスの種類別の月額料金相場から、最後はバーチャルオフィスという選択肢まで、分かりやすく整理して解説します。

第1章|個室レンタルオフィスとは?メリットと利用シーン

個室レンタルオフィスの基本イメージ

個室レンタルオフィスとは、デスクやチェア、インターネット環境などが整った「鍵付きの専有スペース」を月額で借りられるサービスです。
自分専用の空間として使えるため、カフェやコワーキングスペースと比べて、静かで集中しやすい環境を確保できます。

個室ならではの主なメリット

  • プライバシー性の高さ:周囲の視線や会話が気になりにくく、機密性の高い業務にも向いている。
  • オンライン会議がしやすい:自分だけのスペースなので、Web会議や電話をしやすい。
  • 荷物を置いて帰れる:個室によっては、PCや資料を置いたまま退室できるため、毎日の荷物が軽くなる。
  • 来客対応もしやすい:受付サービスや会議室を備えた施設なら、取引先や顧客を招きやすい。

どんな人・どんなシーンに向いている?

  • 毎日長時間、集中して作業したいフリーランス・個人事業主
  • 機密情報を扱う士業やコンサルタント
  • オンライン商談や打ち合わせが多いスタートアップ
  • 在宅勤務中心だが「サードプレイス」を持ちたい会社員

このように、個室レンタルオフィスは「集中環境」と「ビジネスの信用度」を同時に高めたい人にとって魅力的な選択肢です。

第2章|個室レンタルオフィスの月額料金相場と費用内訳

エリア別・規模別の月額料金相場

個室レンタルオフィスの月額料金は、主に以下の要素で変動します。

  • オフィスの立地(都心か郊外か)
  • 部屋の広さ(1名用か2〜3名用か)
  • 設備・サービスの充実度(受付、ラウンジ、ドリンクなど)

目安として、以下のような相場がよく見られます。

  • 都心エリア(千代田区・港区・渋谷区など)の1名用個室:月額4〜10万円前後
  • 郊外・地方都市の1名用個室:月額2〜5万円前後
  • 2〜3名用の少し広めの個室:月額8〜15万円前後

「月額料金に含まれるもの」と「別料金になりやすいもの」

月額料金に含まれることが多いものの例は、次の通りです。

  • スペース利用料
  • 光熱費・共益費
  • インターネット(Wi-Fi)
  • 基本的な共用スペースの利用(ラウンジやフリードリンクなど)

一方、次のようなものは「追加料金」となる場合が多いため要注意です。

  • 会議室利用料(1時間○○円などの従量制)
  • 複合機・コピー・プリントアウト費用
  • 専用ロッカーやポストの利用料
  • 法人登記オプション料
  • 郵便物転送サービス料

月額料金だけを見ると割安に見えても、実際に使い始めてから「会議室料金が思ったより高かった」「ロッカー代や登記オプションで費用がかさんだ」と感じるケースは少なくありません。
「総額でいくらかかるのか?」を事前にシミュレーションすることが非常に重要です。

第3章|タイプ別に見る費用の違い(完全個室・半個室・固定席)

① 完全個室(鍵付き)

壁とドアで完全に区切られた、もっともプライバシー性の高いタイプです。

  • 月額相場:4〜10万円前後(都心1名用の場合)
  • メリット:防音性が高く、オンライン会議や機密情報の取り扱いに最適。
  • デメリット:ほかのタイプと比べて、どうしても月額コストが高くなりやすい。

② 半個室(パーティション仕切り)

天井までは仕切られておらず、パネルやパーティションで区切った「半個室タイプ」です。

  • 月額相場:2〜4万円前後
  • メリット:完全個室よりも費用を抑えつつ、ある程度のプライベート空間を確保できる。
  • デメリット:上部が空いているため、音や話し声はある程度聞こえてしまう。

③ 固定席(シェア型ワークスペース)

オープンスペースの中で、自分専用の席だけを確保するタイプです。

  • 月額相場:1〜2万円前後
  • メリット:個室タイプよりかなり安く、マイデスクを持てる。
  • デメリット:周囲は共用スペースのため、オンライン会議や電話は気を使う。

「個室は欲しいけれど、月額固定費が重い」という現実

このようにタイプ別の費用を見ていくと、完全個室は魅力的な反面、月額固定費が重くなりがちだと分かります。
特に、起業初期や副業フェーズでは「毎日フルタイムで個室を使うわけではない」ケースも多く、実際の利用頻度とコストが見合わない状況になりやすい点は要注意です。

第4章|コスパで比較すると「バーチャルオフィス」という選択肢が最強な理由

本当に“毎日・終日”個室が必要かを見直してみる

ここまで個室レンタルオフィスの魅力と料金を見てきましたが、あらためて考えたいのは
「自分のビジネスに、本当に毎日・終日、個室が必要なのか?」という点です。

  • 実際は週の半分以上、自宅やカフェで仕事をしている
  • オンライン商談は1日数時間だけ
  • 来客は月に数回程度

このような状況なら、月額4〜10万円の個室を365日キープするのは、必ずしも合理的とは言えません。

バーチャルオフィスなら「住所」と「信用」だけを低コストで確保できる

「オフィスとしての実空間」はそこまで必要ではないけれど、
・法人登記の住所が必要
・自宅住所を公開したくない
・取引先に見せられる事業用住所がほしい

という人には、バーチャルオフィスという選択肢が非常に有効です。

  • 月額料金:安いところでは月額1,000円前後から利用可能
  • 提供される機能:事業用住所の貸与、法人登記、郵便物の受取・転送 など
  • 固定費のインパクト:個室レンタルオフィスの約1/10〜1/20に抑えられるケースも多い

多くのバーチャルオフィスでは、提携の会議室や貸し会議室を「必要なときだけ」時間単位で借りることも可能です。
そのため、

  • 事業用住所・登記住所:バーチャルオフィスで確保
  • 普段の作業:自宅・カフェ・コワーキングスペースで対応
  • 重要な打ち合わせや対面商談:必要なときだけ会議室をスポット利用

という形にすれば、ビジネスに必要な「信用」と「スペース」を押さえつつ、固定費は最小限に抑えられます。

個室レンタルオフィスとバーチャルオフィスの使い分け方

まとめると、次のような考え方がおすすめです。

  • 毎日オフィスに通い、集中環境が必須:個室レンタルオフィスが向いている
  • 在宅やカフェでの仕事が中心、外出も多い:バーチャルオフィス+必要時のみ会議室利用が向いている
  • 起業初期で固定費を極力抑えたい:まずはバーチャルオフィスで住所と登記だけ確保するのがおすすめ

まとめ|「個室=正解」ではなく、ビジネスモデルに合う固定費を選ぶ

個室タイプのレンタルオフィスは、集中しやすく、対外的な印象も良い、魅力的なサービスです。
しかし、月額4〜10万円の固定費が、本当にあなたの事業ステージと利用頻度に見合っているかは、冷静に見極める必要があります。

一方、バーチャルオフィスなら、月額1,000円前後から「住所」「登記」「郵便」の機能をまとめて確保でき、
「働く場所」は自宅やカフェ、コワーキングスペースなど柔軟に選べます。

個室レンタルオフィスか、バーチャルオフィスか。
どちらが「正解」かではなく、自分の働き方・ビジネスモデル・資金計画に合った固定費のかけ方を選ぶことが大切です。
まずは無理のないコストからスタートし、事業の成長に合わせて個室レンタルオフィスへのステップアップを検討してみてはいかがでしょうか。

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