目次
第1章:バーチャルオフィス業界における「大手」とは?
バーチャルオフィスとは、物理的なオフィスを持たずに、住所や電話番号などの事務機能だけを借りられるサービスです。
起業家やフリーランス、副業を始める個人、支店を設けたい法人などに利用されており、そのニーズの拡大とともに提供事業者も増加しています。
そんな中で、安定した運営や広い拠点網を持つ「大手」と呼ばれるバーチャルオフィス事業者が注目されています。
ここでいう「大手」の定義は、以下のような条件を満たす事業者です:
全国または都市部に複数の拠点を構える
法人登記や郵便転送、電話代行などサービスが充実
上場企業やグループ会社が運営しているなど、信頼性が高い
長年の運用実績がある
「大手を選ぶこと」には、信頼性の高さだけでなく、契約の柔軟性やサポート体制の手厚さといった安心感も付随します。
しかし、費用面やサービスの柔軟性では中小規模の事業者に劣ることもあるため、自分に合った選び方が重要です。
第2章:比較ポイントはココ!見るべき3つの基準
バーチャルオフィスを選ぶ際、特に大手を検討するなら以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
① 信頼性(会社の運営体制・実績)
長期間運営している事業者や、東証上場企業グループが母体となっているケースは安心材料になります。
例えば、GMOグループの「GMOオフィスサポート」や、世界最大級のレンタルオフィスブランドである「リージャス」などが代表例です。
事業の継続性やトラブル時の対応力も、大手ならではの強みです。
② 拠点数と立地の魅力
バーチャルオフィスは、登記や名刺に記載される住所の“見栄え”がビジネスイメージに直結します。
一等地に拠点を持つか、全国展開しているかも重要な要素です。
例えば、リージャスは東京ミッドタウンや丸の内といった超一等地に拠点を展開。
一方、DMMバーチャルオフィスやKarigoも主要都市に複数の住所を保有しています。
③ サービスの充実度
郵便転送、法人登記、電話代行、来客対応など、提供サービスの範囲やオプションも比較対象となります。
大手はこれらのサービスをワンストップで提供している場合が多く、オフィス機能をフルに活用したい人には魅力的です。
第3章:2025年注目のバーチャルオフィス大手5社を紹介
ここでは、実績・信頼性・サービスの充実度などから、特に注目すべき「大手5社」を紹介します。
① リージャス(Regus)
運営元:IWG(ロンドン証券取引所上場)
拠点数:全国170拠点以上
特徴:世界最大のレンタルオフィスグループ
強み:超一等地/来客対応スペースあり/法人登記可/オフィス併用可能
料金はやや高めですが、信頼性とブランド力、立地のプレミア感は圧倒的です。海外進出企業にもおすすめ。
② Karigo(カリゴ)
運営元:株式会社Karigo
拠点数:全国60拠点以上
特徴:2006年からの老舗/個人事業主にも対応
強み:格安プランあり/女性専用プラン/地方拠点にも対応
リーズナブルでフレンドリーなサービス設計。副業やスモールスタートに最適です。
③ GMOオフィスサポート
運営元:GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(東証上場)
拠点数:東京中心に複数展開
特徴:ネット完結の手続き/GMOグループの信用力
強み:登記対応/郵便物の即時通知/業界内でも格安の料金体系
公式ブログや対談記事などの情報発信も積極的で、信頼の厚いバーチャルオフィスサービス。
④ DMMバーチャルオフィス
運営元:合同会社DMM.com
拠点数:東京・横浜・大阪など複数
特徴:DMMグループの新興勢力
強み:透明な料金体系/最低限の機能に絞ったシンプル設計/法人登記OK
スタートアップやミニマム志向の個人事業主に人気。
⑤ ナレッジソサエティ
運営元:株式会社ナレッジソサエティ
拠点数:東京都千代田区に特化
特徴:信頼性・審査の厳しさが売り
強み:法人設立に強い/会員制ラウンジ併設/ビル名住所が公開可能
登記住所の信頼性を最重要視するなら、ナレッジソサエティの一択ともいえる存在。
第4章:タイプ別おすすめバーチャルオフィス
「どの大手を選べばいいかわからない」という方のために、目的別のおすすめバーチャルオフィスを整理してご紹介します。
法人登記をしたい方におすすめ
GMOオフィスサポート:法人登記対応かつ料金が明快。Web完結で登記作業もスムーズ。
リージャス:信頼性と住所のブランド力が高く、対外的な信用が重要な業種に向いています。
ナレッジソサエティ:審査が厳しいぶん、登記住所としての信頼度が非常に高いです。
コストを抑えたい個人事業主・副業ユーザー向け
Karigo:月額3,300円(税込)から始められるプランがあり、個人事業主や副業に最適。
DMMバーチャルオフィス:無駄を省いたシンプル設計。最低限の機能でコストダウン。
ブランドや高級感を重視したい起業家向け
リージャス:東京ミッドタウンや丸の内など、一等地での登記住所を手に入れられる。
ナレッジソサエティ:皇居近くの信頼性の高いオフィスビルに所在。ビジネスイメージの演出に有利。
第5章:大手を選ぶ際の注意点と失敗しない選び方
大手だからといって、すべてのサービスが万能というわけではありません。選ぶ際には次のポイントにも注意が必要です。
住所のビル名公開に制限がある場合も
法人登記に使用する住所が「〇〇ビル」と明記できないケースもあります。特に外部の信頼性を重視する事業では、ビル名記載の可否を事前に確認しましょう。
例:ナレッジソサエティはビル名記載OKで、信頼性が高いと評価されています。
契約・解約の手続きに要注意
契約書の内容や解約条件は事前に必ず確認を。最低契約期間や、郵便転送の頻度によっては思わぬ費用が発生することもあります。
書類審査や本人確認が厳しいケースも
大手は反社会的勢力や悪質業者の排除に力を入れているため、本人確認書類や利用目的の詳細が求められることがあります。
これを「面倒」と捉えるか「安心」と捉えるかは目的次第ですが、事前に準備しておくとスムーズです。
第6章:まとめ|信頼と実績で選ぶなら「大手」はやはり安心!
バーチャルオフィスは、安さや手軽さだけで選ぶと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
その点、運営母体がしっかりしており、実績と信頼性が高い「大手」は、以下のような強みを持っています:
審査・管理体制が整っていて安心
高級感や信頼性のある住所を使用できる
サービス内容が明確でサポートも手厚い
コストを重視したい方には中小規模のサービスも魅力的ですが、ビジネスの信頼性を第一に考えるなら「大手」のバーチャルオフィスは選択肢として非常に価値があります。
東京でおすすめのバーチャルオフィス紹介
東京でおすすめのバーチャルオフィスは、「バーチャルオフィス1」です。
月額880円で法人登記、月4回の郵便転送が可能なプランは圧倒的なコスパだといえます。
東京の渋谷区と千代田区(2025年6月オープン)に拠点を持っており、新規の法人設立や個人事業主としての開業にも最適です。
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