起業・経営

起業するときに知っておいた方が良い資金調達

2019年12月12日

起業する際は、資金調達は欠かせません。
もちろん、自己資金投入もいくらかはあるでしょうが、最初から大きな資金を投入できる人は、ごくわずかではないでしょうか。

第三者からの資金調達は、大きく分けると「融資」と「投資」になります。今回、この2つについてさまざまな角度から比較検討していきます。

起業するときに使える資金調達の方法

会社を新しく設立して事業をスタートさせる場合、たいていは資金が必要です。資金調達にはさまざまな方法があり、中でも融資と投資は広く利用されています。

第三者から資金の提供を受けるという点では、融資・投資ともに同じなのですが、その他のいろんな面で違いがあります。

両者の主要な相違点を理解し、自社に適した調達方法を利用することにより、事業運営を進める上で大きなメリットを得ることができます。

では、融資と投資のポイントについてご説明しましょう。

【融資とは】
融資は「お金を貸す」ことで、資金調達する側からすると、そのお金は「借入金」となります。
融資の典型例でいうと、いわゆる金融機関(銀行・信用金庫、日本政策金融公庫など政府系機関、信販会社などのノンバンクなど)による融資があげられます。

融資による資金調達においては、借り入れた企業は通常、お金を貸してくれた金融機関に対して約定によって決められた返済元金とともに、利息を支払います。民間金融機関の融資目的は、主にこの利息収入を得ることにあります。

【投資とは】
投資とは事業の成長・成功を期待して、資本金を提供することをいいます。
最もよく知られている投資は「株式投資」で、投資家は会社の株式を購入することによって、会社に対して資本金を提供します。株式会社は、たいてい投資の仕組みによって資金調達を行います。

そして投資家は資本金を提供する見返りとして、株主としての立場から経営に干渉する権利や、株式配当金を受け取る権利を得ることができます。

ある一定数以上の株式を所有する大口株主ともなると、会社の重要事項や役員の任命・罷免の決定権をも有する有力者になることができます。

融資と投資の4つの相違点

さらに、融資と投資の違いについて見ていきましょう。

【1:資金の返済義務】
<融資>
資金調達した金額を約定期限内に返済しなければなりません。

<投資>
投資された資金の返済は不要です。

※以上のように、返済義務の面からは投資の方がメリットがあるといえます。

【投資家の資金回収手段】
<融資>
元金の回収と利息の受け取りが資金の回収方法となります

<投資>
配当金や株式の売却益による資金の回収が主な方法となります。

※回収の確実性では融資の方が好ましいといえますが、回収の金額面では投資が上まわる可能性があります。
安定性を重視したい投資家は融資を、また収益性を重視したい投資家は投資を各々の判断で行っていくことになります。

【決算書上の形式的な相違】
両者ともB/S(貸借対照表)の貸方(右側)
<融資>
負債の欄に表示されます。

<投資>
純資産の欄に表示されます。

【重視されるポイント】
<融資>
融資対象の「安定性」を重視する。
これは確実に融資金を回収することを目標とするためです。

<投資>
投資対象の「将来性」を重視する。
投資した元本が損なわれるリスクをとってでも、より多額の利益獲得を目的とするためです。

融資・投資を受けるためのポイント

【融資を受けるためのポイント】
融資を行う金融機関は、何より安全性・安定性を重視しています。それゆえ、融資を行う際は、申込先の「返済能力」の有無について審査を行います。

そのため、返済能力の妥当性は、客観的な数字なりデータで示すことで、金融機関の審査もスムーズに進みます。

この返済能力面で、返済原資となる売上・利益が今一歩弱いということであれば、経営改善努力を行うとともに、融資金を保全する「担保力」となるような不動産提供者などを当たる必要があります。

【投資を受けるためのポイント】
安定性を重視する融資と違い、投資においては企業の将来性が重視されます。競合他社にはない、自社独自の技術やノウハウが提示できれば、投資による資金調達がやりやすくなります。

融資においては堅実な経営目標や経営計画が好まれます。投資においては、あまりにも現実離れした目標や計画は嫌われますが、前向きな攻めの姿勢を示した積極的な目標が好ましいといえます。

投資・融資のメリット、デメリット

【融資のメリット】
<1:自社の要望に合わせた必要資金が調達できる>
多額であっても少額であっても、臨機応変に資金調達ができます。

<2:自社の経営における自由度を維持して資金調達ができる>
融資をしてくれる先に対しては、元金を返済し利息を支払えば、基本的なこととして融資実行機関が自社の経営に介入してくることはありません。そのため、自由度を保ったまま経営を行うことができます。

【融資のデメリット】
<1:元金返済と支払利息>
通常、毎月決まった日に決まった元金を返済し、利息を支払うことになるのですが、業況の好不調により、この元利返済が資金繰り面で圧迫要因になることもあります。

<2:経営者保証が基本的に必要であり、場合によっては担保提供も求められる>
中小企業が融資を受ける際、金融機関からは代表者の連帯保証を求められますが、将来、事業承継をする際には、この経営者保証がネックになって承継が進まないといった事態も見受けられます。

【投資のメリット】
<1:返済や利息の支払いが不要>
投資は、自社株を投資家に購入してもらいます。借入ではないので、返済の義務がありません。
返済のプレッシャーがないため精神面で余裕が持てるほか、資金繰りの面でも不安がないのがメリットと言えるでしょう。

<2:投資家にとっては、キャピタルゲインやインカムゲインが得られる>
投資家が投資により、数パーセントの株式を保有すると定期的に配当金(インカムゲイン)の受け取りが可能です。また、株価が上がって株式を売却した場合、売却益(キャピタルゲイン)を得ることができます。これは融資にはない、投資の魅力といえます。

【投資のデメリット】
<1:経営に制限が生じる>
投資によって資金調達をすると、株主の利益が最優先となります。たとえば株主の意向を無視する、あるいは株主の利益に反するような行為があった場合は、役員の責任追及があったり株式を売却されたりします。

また上述しましたが、株式会社で株主の持ち株数が増えると、行使できる権限も追随されます。そのため、会社乗っ取りにつながったり、自社経営陣の自由度が損なわれる可能性が出てきます。

<2:資金調達の自由度が低い>
投資においては、投資家の判断により資金が集まることになるので、会社にとっては希望する金額を調達できるわけではありません。基本的に必要な額を調達できる融資と比べると、この点は大きなデメリットといえます。

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バーチャルオフィス大辞典編集部

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